2017年11月29日水曜日

難病「関節リウマチ」の症状と治療法

関節リウマチと変形性関節症

良く似た症状の病気ではありますが、「関節リウマチ」と「変形性関節症」の症状には違いもあります。

例えば

変形性関節症では重症でない限り動かさなければ関節が「痛む」ということはありませんが、関節リウマチの場合は、動かさなくて無関節が「痛み」ます。

また

変形性関節症は負担がかかりやすい「膝」に起こりやすいのに対して、関節リウマチで最も症状が出やすいのは、「手首や指」などの比較的小さな関節で、次に多いのが「膝と肘」です。

関節リウマチの症状と治療法


関節リウマチの最初は

バラバラの場所に症状が出ても、「右ひざに出た人は左ひざにも」、「右手首に出た人は左手首にも」と、左右対称に症状が出て来る事が多いといわれています。

更に関節リウマチでは

微熱や体重減少、倦怠感、筋肉の委縮等の全身症状が出る事があり、皮膚や目、内臓等に異変が起こると言いたケースも報告されています。

関節リウマチの治療法

関節リウマチの症状には、関節のしびれや強張り、痛みや腫れ、体を動かしにくい等の関節症状の他、微熱などの全身症状があります。さらに、皮下結節というしこりが、肘や指などに出来る事もあります。

関節リウマチの根本治療「完治者」が報告されている「ⅱ型コラーゲン」


進行のスピード

個人差がありますが、主に4つのパターンに分類されています。

第一パターン
発症後1~2年で4症状が無くなる。

第二パターン
改善と悪化を繰り返しながら改善に向かう

第三パターン
改善と悪化を繰り返しながら悪化に向かう

第四パターン
進行が早く関節に変形が起こりやすい

各進行スピードパターンの割合

パターン4が1割くらい、パターン1が2割くらい、残りのパターン2と3が7割位と報告されています。

治療法には

筋力強化や減量等の「基礎療法」、内服薬や外用薬、サプリメント等の「薬剤療法」、温熱療法やマッサージ等の「理学療法」、杖やサポーター等の「装具、補助具療法」、手術による「外科療法」があります。この中で、現在の治療の中心は「薬剤療法」です。

現在、関節リウマチ唯一の根本治療実証成分が「ⅱ型コラーゲン」です


治療に使われる薬は

痛みや炎症を抑えるための「抗炎症薬」と、リウマチの進行を遅らせる「抗リウマチ薬」とに分かれます。

「抗炎症薬」には

非ステロイド系の抗炎症薬と、ステロイド系の抗炎症薬があります。

「抗リウマチ薬」には

化学的な合成によって作られた薬剤と、生物が作り出すたんぱく質を利用した生物学的製剤が存在します。

・抗炎症薬・・・痛みや炎症を抑える薬

「非ステロイド系抗炎症薬」、いわゆる痛み止めです。比較的即効性がありますが、持続時間は数時間から1日程度です。主な副作用は、胃腸障害で胃腸薬と一緒に処方される事が多いです。

「ステロイド剤」、副腎皮質ホルモン製剤です。激しい痛みや炎症にも効果が出る場合があるので、通常の抗炎症薬では痛みや炎症が治まらない場合に処方されます。但し、副作用として胃潰瘍や糖尿病、骨粗鬆症等の重い副作用が出る可能性があります。

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・抗リウマチ薬・・・関節リウマチの進行を遅くする薬

「化学合成製剤」、免疫機能そのものを抑えて、関節リウマチの進行を食い止めたり遅くしたりする薬です。効果が出るまでに時間がかかる事が多く、通常は3カ月程度かかります。副作用は、白血球減少やタンパク尿、湿疹等で、感染症にかかり易くなったりもします。

「生物学的製剤」、生物によって作られるタンパク質から製造された薬で、関節リウマチを引き起こす特定の免疫細胞の働きを封じる力があります。高い効果がありますが、全ての人に効果があるというものではありません。使用を続けていると、感染症にかかりやすくなる等の副作用もあり、値段がとても高額です。

痛みや炎症を抑えるだけの「対処療法」と「根本治療」

「対症療法である抗炎症薬」に比べて、リウマチの進行を止める「根本治療に近い抗リウマチ薬」。生物学的製剤などの新しい薬も開発されましたが、その働きは免疫機能全般を弱めたり、特定の免疫細胞が働かない様にするもので、自己免疫疾患の根本を治す方法ではありません。

関節リウマチの「根本治療」とは

異常を起こしている「免疫システム」を正常に戻す事によって、免疫細胞が自分自身を攻撃しない様にする事です。

免疫細胞が自分自身を攻撃しない様にする「経口免疫寛容」


今の所「薬」で根本治療を行えるものはありません

関節リウマチの「根本治療」が行える、現在唯一の成分がサプリメントである「非変性ⅱ型コラーゲン」だけです。

抗リウマチ薬とは

言い換えれば「免疫抑制剤」でもありますから、使用中は眼寝気の働きが弱まり、ウイルスや細菌といった外敵への守りが弱くなります。その結果、感染症にかかる可能性が高まってしまいます。

抗炎症薬も抗リウマチ薬も

人によって得られる効果に大きな差が生じます。さらに、使用初期はとても効果があった薬が、使用を続けるうちに効かなくなってしまう事もあります。そうなると、薬の変更が行われます。

以前の投薬は

「症状が軽い間は薬も軽い物」という考え方でした。この方法では、関節リウマチの進行を防げないと分かり、現在は最初に強い薬を投与するようになっています。

非変性ⅱ型コラーゲンは5件の特許を有する「関節リウマチ」改善成分です


以前とは違う考え方の変化で

新しく、投与の仕方や薬の組み合わせを工夫する事によって、現在はリウマチの進行を防いだり、骨の変形を防いだり、という事がある程度薬で出来るようになっています。

関節リウマチの手術

手術には大きく分けて2種類が存在しています。
①軟骨や骨がこれ以上破壊されない様にする進行防止手術
②機能を失った関節を再建する為の関節機能再建手術

「進行防止手術」

増殖してしまった滑膜を切除する手術です。この手術で、関節の腫れや痛みをほぼ無くし、関節の破壊を防ぐ事が出来ます。ただし、何年か経つと再発する可能性があり、関節の動きが悪くなる事があります。

「関節機能再建手術」

骨を削ったり関節包や腱を切ったりして関節を矯正する方法や、骨を固定して関節が動かなくしてしまう方法、人工関節に置き換える方法等があります。その場は良くなりますが、関節リウマチの場合症状が手術の対象個所以外に出る可能性もありますし、人工関節にも寿命が存在します。

ハーバード大学医学部とヒューストン大学薬学部の「関節リウマチの権威」が開発

手術療法は

心的な負担や、日常生活にも大きな影響を与える事が大きいので、関節の変形がかなり進んだ重症患者のみに行われる治療法です。

以上の事から

関節リウマチの患者さんは、投薬や手術等の大きなリスクを負う前に、副作用無く安心で、効果が高いと臨床試験結果も出ている、ハーバード大学医学部が開発したサプリメント「非変性ⅱ型コラーゲン」を試してみても良いのでは!

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