2017年11月24日金曜日

牡蠣の栄養成分「リン」と「カルシウム」が、一緒に活力を与える

牡蠣のミネラル含有量

他の貝類をしのいでナンバーワンの含有量です。「カルシウム」「リン」「亜鉛」「鉄」「マンガン」「ナトリウム」など・・・人間の身体に必要なミネラル成分を均等に、「吸収されやすいバランスが取れた配分」で含んでいます。

現代日本人の食生活

現代日本人の食生活は、魚や野菜中心から、肉中心へと変わっていき、欧米式食事になっています。

50種類以上の栄養を持つ「現代人の補給アイテム」が海のミルク「牡蠣」です


欧米式食生活に偏って行くと

昔の日本人に比べ、体格は大きくがっしりと成長しますので、とてもたくましく頑丈に見えますが、体内では血液が酸性過剰になりがちです。この血液の酸性過剰を防ぐために必要な成分が「カルシウム」です。

カルシウムは

体内で、炭素・酸素・水素に次いで多い成分です。約一キロくらい存在しています。その99パーセントほどが「リン酸カルシウム」「炭酸カルシウム」として、骨や歯を作っています。

カルシウムは骨だけでは無い?

カルシウムが骨や歯の成分として重要である事は皆さんご存知の事と思いますが、他にも血液中にも存在していて、血液が固まらない様にしていたり、心臓を動かすのにも必要だったり、「酸性・アルカリ性」の均衡を保つ役割も果たしています。

瀬戸内産・広島県産の牡蠣は栄養価が高く「牡蠣の王様」です


さらには

消火液やホルモンの分泌にも「カルシウム」は関わっているのです。

カルシウム全盛時代は

なんでもかんでも「カルシウム」でした。乳幼児や成長期の子供さんには必ず「カルシウム」を大量に与える狂育ママさん達がいました。

実は「カルシウム」は必要以上に与えても

尿として排泄されてしまうのをご存知ですか?それよりも吸収が格段に良い方法は、海藻や貝類から自然に摂取する方法です。この方が、摂取効率も上がるうえ、体に関して効果が速やかにでます。



牡蠣に最も含まれている「リン」

体内に摂取されると、カルシウムとバランスを取り合って、人間の生命活動に効果を発揮してくれます。

リンとカルシウム

体内で、リンはアルカリ性の性質を持ち、カルシウムは酸性の性質を持っています。その為きちんと平衡を保ちあってくれます。カルシウムが増えるとリンが減り、リンが増えるとカルシウムが減ります。

リンに関する働き

リンはエネルギーの供給源としてとても重要な成分です。全ての生命活動を動かすエネルギーの根元部分になっています。

現代人に一番不足していると発表されている「ミネラル」を多く含みます


さらに

リンには栄養吸収促進作用があります。摂取された食物は消化され、小腸に入って、糖質が「リン」酸カルシウムに変化します。この「リン」酸カルシウムに糖が代わる事によって、体に速やかに吸収されて栄養となります。

牡蠣(カキ)には

この「リン」や「カルシウム」を多く含む!という特権だけでなく、バランスが取れた「リン」と「カルシウム」が含まれていますので、単体で摂取するよりも、体内への「栄養補給の吸収速度」が断然違います。吸収が早く、体外に排出されず無駄になりません。

ストレスと戦う為に、ぐっすり眠ら為に、疲れを取る為に「牡蠣(カキ)」

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