2017年11月28日火曜日

「鉄や銅」の大切な働き 牡蠣の栄養

牡蠣(カキ)には50種類以上の天然栄養成分が含まれています

今回はその天然栄養成分の中の、「鉄や銅」をクローズアップしていきます。

牡蠣に含まれる「鉄や銅」

貧血気味の女性や妊婦、授乳気の女性に大変良い効果があります。

「鉄」の補給には「銅」が欠かせません。牡蠣には「鉄+銅」が含まれています


日本の女性に多い「貧血」

いわゆる「鉄欠乏性貧血」と言われる症状ですが、この「貧血」は赤血球の数は減っていないのに、ヘモグロビンの量が少ない状態です。

酸素は「ヘモグロビン」に乗って運ばれますので

ヘモグロビン量が少ない状態である「貧血」には、動悸や息切れ、めまい、疲れやすい、顔色が悪い、爪が反り返って脆く薄くなって行く様な症状が出てきます。

人間の身体に含まれている「鉄」は

3g~4gととても少量ですが、とても重要な栄養素です。体内の鉄分の70%は、赤血球中のヘモグロビンに含まれていて、赤血球の寿命が終わると(120日間)、ヘモグロビンから離れて行き、再びヘモグロビンの合成箇所に行って利用されます。

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残りの鉄30%程のほとんどは

肝臓や脾臓、骨髄酵素等に貯蔵されていて「貯蔵鉄」になっています。

体外に排出されていく「体内充電鉄分」

体外に排出されていく「鉄」の量は、1日当たり0.7㎎と極めて少量なのですが、病気や出血で鉄が失われた時や、妊娠や授乳期の女性には必要量が増えて、「鉄欠乏性貧血」の症状が現れます。

もう一つのご紹介成分、牡蠣に含まれる「銅」

銅は鉄をヘモグロビンに合成する時に必ず必要な栄養成分です。この「銅」が無ければ、鉄は肝臓に蓄積されたままの状態で活用されず、「鉄欠乏性貧血」の症状を引き起こしてしまいます。

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「鉄」のGood補給方法

鉄の補給には良く、レバーや穀物類、緑黄色野菜等が挙げられます。「牡蠣(カキ)」にも、もちろん天然の鉄分を多く含んでいますので、補給にはお勧めの食品です。

「鉄」の補給食品として「牡蠣(カキ)」を勧める理由 何故?

「牡蠣(カキ)」の場合は、先程も述べました、鉄に大切な銅・・・つまり「鉄+銅」の両方の成分を、体が吸収しやすいバランス良い自然の状態でもっていますので、一石二鳥で補給が出来る最適な食品なのです。

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