2017年12月2日土曜日

牡蠣(カキ)の栄養

産地によって違う「牡蠣(カキ)」の栄養

水分は宮城県産の牡蠣(カキ)が一番多く、広島県産が一番少ない。タンパク質は三重県産が一番多く、広島県産がこれに続く、新潟県産や宮城県産の牡蠣(カキ)は少ない。

グリコーゲンについて

広島県産の牡蠣(カキ)が、最高量のグリコーゲンを含んでいて、宮城県産の牡蠣(カキ)はグリコーゲン含有量が極めて低い。宮城県産は、広島県産牡蠣(カキ)の三分の一程度のグリコーゲン含有量です。

広島県産牡蠣は「全国牡蠣の中でグリコーゲン量」ナンバーワンカキです


牡蠣(カキ)は

消化吸収されやすい状態の各種栄養成分を多く含み、その栄養がバランス良く配合されている優れた栄養食品です。牡蠣(カキ)の栄養成分に良く似た自然食品としては、他に牛乳が挙げられます。

西洋では「牡蠣(カキ)」の事を

「海のミルク」「海のフルーツ」と呼んでいますが、聖書にちなんで「海のマナ」(マナ=神から奇跡的に授かった神秘の食品)とも呼ばれています。

クリックで拡大表示されます


日本において「牡蠣(カキ)」は

「海の玄米」「根のとりたて」「根のはじめ」などと言われていますが、これは牡蠣(カキ)の豊富な栄養や価値を称えたものです。牡蠣(カキ)は近代の栄養学的見地から調査しても申し分のない栄養食品です。

牡蠣(カキ)と牛乳の栄養比較

牡蠣の方が牛乳よりも、「タンパク質、脂質、グリコーゲン、鉄、ビタミンB1、B2」が多く含まれています。

クリックで拡大表示されます


牡蠣(カキ)と卵の栄養比較

卵のグリコーゲン量がゼロである事を考えると、即効性のスタミナ食としては「牡蠣(カキ)」の方が圧倒的に優れている事が証明されています。ココ一番元気が欲しいという時に生卵を飲む人が多いですが、本当は圧倒的に「牡蠣(カキ)」の方が優れています。

ミネラルバランスも

牡蠣(カキ)の方が、牛乳や卵を圧倒しています。特に「亜鉛」等の効果も牡蠣(カキ)ならではの栄養成分です。総合すると、「牡蠣(カキ)」は、牛乳や卵以上のスーパー栄養食品なのです。


例えば

「生牡蠣(カキ)」0.5ℓ中には、成人が1人1日に必要なタンパク質の三分の二、リンのほぼ全量、カルシウムの三分の一、鉄やヨードの約四倍が含まれています。特に、現代日本人が不足がちな、カルシウムや鉄、銅やマンガン、ヨードやリンなどのミネラル類は非常に豊富です。

0 件のコメント:

コメントを投稿