2013年10月9日水曜日

変形性膝関節症の手術について

変形性膝関節症の一般的な手術方法は以下のようになります

年齢、破壊程度によって手術方法が決まることが多くあります。



・高位脛骨骨切り術 

変形の軽い若年者に多く用います

・片側人工膝関節弛緩術 

高齢の膝内側の骨の破壊が強い方に多く用います

・人工膝関節全置換術 

現在高齢者では、主流の手術方法です。ある程度の年齢で、膝の内側外側とも破壊程度のひどい方に対して行ないます。手術すれば、膝の痛みはほとんどなくなる方が多いです。

ただし、欠点もあります。

原則は60歳以上の方しか出来ません。

耐用年数は20年ぐらいです。体重や運動する量、骨粗鬆症の程度により、耐用年数は大きく異なります。早い人ならば、4~5年でゆるみがくる方もあります。 

感染によって12年で緩みが来る場合もあります。この場合、人工関節は抜去しないといけなくなります。最も大きな問題です。糖尿病などの合併症があると危険性が増します。

膝の可動範囲が狭くなり、動かせる域が0~90度位までしかまがらなくなります


変形性膝関節症の手術には欠点などのリスクも伴うことが多いです


代表的に挙げられる欠点は以上のようなものです。


術後の合併症について

手術部位が深い部分である事、体内に異物を用いる手術が多いので、出血量も多くなります。

・部静脈血栓症
手術後1~2週間の発熱と腫脹

・血清肝炎
手術後3ー4週間の原因不明の発熱


などが手術後の合併症とでぃて挙げられます。


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