変形性膝関節症の一般的な手術方法は以下のようになります
年齢、破壊程度によって手術方法が決まることが多くあります。
・高位脛骨骨切り術
変形の軽い若年者に多く用います
・片側人工膝関節弛緩術
・人工膝関節全置換術
現在高齢者では、主流の手術方法です。ある程度の年齢で、膝の内側外側とも破壊程度のひどい方に対して行ないます。手術すれば、膝の痛みはほとんどなくなる方が多いです。
ただし、欠点もあります。
原則は60歳以上の方しか出来ません。
耐用年数は20年ぐらいです。体重や運動する量、骨粗鬆症の程度により、耐用年数は大きく異なります。早い人ならば、4~5年でゆるみがくる方もあります。
感染によって1~2年で緩みが来る場合もあります。この場合、人工関節は抜去しないといけなくなります。最も大きな問題です。糖尿病などの合併症があると危険性が増します。
代表的に挙げられる欠点は以上のようなものです。
術後の合併症について
手術部位が深い部分である事、体内に異物を用いる手術が多いので、出血量も多くなります。・部静脈血栓症
手術後1~2週間の発熱と腫脹
・血清肝炎
手術後3ー4週間の原因不明の発熱
手術後3ー4週間の原因不明の発熱
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