薩摩と江戸を結んだ主要街道
龍門司坂は、当社がある同じ姶良市の加治木町に残る石畳の古道です。寛永12年(1635年)に着工して、100年後の1735年位に完成したと言われています。
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歴史の道百選 薩摩と江戸を繋ぐ主要街道「龍門司坂」 |
元々は、全長1500メートル余りありましたが、現在は465メートル程が当時の姿で残っており、往復約1キロを実際に歩いて体感する事ができます。
1990年に放映された大河ドラマ「飛ぶが如く」、2008年の大河ドラマ「篤姫」で撮影に使用されたのに続き、今回2018年放映の「西郷どん」でもオープニングで使用されている見ごたえある古道です。
並木と苔むした石畳の風情が美しく
薩摩と江戸を結ぶ主要街道として使用され、物資の往来する主幹線として、薩摩の経済、文化に多いに関与しました。
明治10年(1877年)の西南の役では
西郷隆盛率いる薩摩軍が、この龍門司坂を通って熊本へ向かいました。現在は「歴史の道100選」にも選定されています。
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