非変性Ⅱ型コラーゲン 【 鶏 (UC・Ⅱ) と 鮭 の違い 】
鶏などの陸上動物に関しては
Ⅰ型、Ⅱ型等と20種類以上に分類がされます。
魚類、植物性のコラーゲンに関しては
詳細に分類する事が出来ていません。
魚類や植物と、陸上動物とでは
分類学上でもかなり違いがあります。(立体構造やアミノ酸組成・配列にかなりの違いがあります。)
陸上動物とは住んでいる場所、役割が違いすぎるので、コラーゲンを含め、生体成分組成・構造が違います。
軟骨対応食品原料として
安全性や実用性についての試験や、働きの臨床試験等が正式に論文化され発表されている非変性Ⅱ型コラーゲンは鶏から作られる中でも【UC-Ⅱ】だけです。
鮭から取れる非変性Ⅱ型コラーゲンといわれているものは
35℃から変性(形が変わり始める)が始まって45℃で完全に変性すると言われています。
35℃の温度で変性が始まってしまうのであれば
夏場の東京や大阪をはじめ日本のほとんどの場所で原料あるいは加工食品に配合した後でも温度により変性(形がかわってしまう)してしまうことになります。
変性してしまえば2型コラーゲンではなく、ただのコラーゲンです。
ただのコラーゲンになってしまえば
非変性Ⅱ型コラーゲンのメカニズムや働き(口から召し上がって痛みを減少させる経口免疫寛容)は一切導かれません。
また、鮭由来の非変性Ⅱ型コラーゲンは
アミノ酸の一つヒドロキシプロリン(hyp)に係数を掛けているだけの計算値となっており、しっかり変性していないものを分析する事が出来ておりません。これではただのコラーゲン分析方法と同じです。
UC-Ⅱ(鶏胸部軟骨由来の非変性Ⅱ型コラーゲン)は
ハーバード大学医学部の正式な試験結果の発表や、製法特許を取得した特殊な製法によりほぼ完全な分子構造を保ったまま抽出しています。変性してしまう温度も鮭よりも格段に高く、この為Ⅱ型コラーゲンの働きが失われません。
非変性Ⅱ型コラーゲン【UC・Ⅱ】の原料になる鶏は
GMPに準拠した設備で飼育・加工を行っており、政府の監視下に置かれ安全性にも問題ありません。
このように
鮭の鼻軟骨由来の非変性Ⅱ型コラーゲンと鶏の胸部軟骨由来の非変性Ⅱ型コラーゲン【UC・Ⅱ】とでは温度による変化する仕組みの解明から、軟骨に対するⅡ型コラーゲンの働きに大きな差が存在すると考えられています。
UC
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