2014年4月21日月曜日

世界的に緑イ貝の働きが注目されるようになった研究報告内容

1960年代に

アメリカとイギリスが共同で新しい抗ガン物質を探す研究が行われた時に、アメリカのミラー博士達が緑イ貝の抽出エキスをガンの患者に与えるヒト臨床実験を行ったことでした。


多くの研究報告が出ている緑イ貝・副作用報告も出ていない


ガンは治癒しなかったのですが

偶然にもそのガンの患者のリウマチの痛みが大きく改善されたのでした。


1970年代中頃にはアメリカ農水省水産研究部のワーク博士が

リウマチ以外にも神経痛、腰痛などに効果があると報告書を発表して注目を浴びました。

 その後、イギリスにあるホメオパシー病院の臨床薬理科でリウマチの改善率75%、関節炎の改善率45%という研究成果を発表しました。




日本においての緑イ貝の研究発表は

静岡薬科大学の小菅卓夫教授グループの研究が大きく取り上げられています。

 小菅教授グループは、ニュージーランドの現地調査や各国の臨床試験で明らかにリウマチの改善を確認していたのですが、なぜ?という薬理の作用が説明出来なかったのですが、中国医学による考え方で薬理理論の難解を突破することができました。



中国医学でリウマチの治療の処方を分析した結果

体の冷えを取り除く働きと、気を補う働きを持つ両方の薬剤が組み合わされているのですが、緑イ貝の働きを気の補給という面から調べ直し合理的に薬理が解釈できたのです。



臨床実験の結果

小菅教授グループは上の薬理作用について下記のように報告しました

気の補給作用は、脾臓の働きを助け血液の新陳代謝を活性化する働きがあり、脾臓で古い血液が処理されると骨髄に対して新しい血球の産生を促す指令が出るという現象が起こり、それにより新鮮な血液が供給されると説明しました。



気・血・水の滞りのない循環がリウマチや神経痛の原因を取り除くと報告しました。 以上のことから緑イ貝が血の若返りをもたらすとともに、強精剤としても有効であることが理解できたそうです。

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